●はじめに

多汗症やワキガは体質による病状です。ほかの病気とは違い体の機能が損なわれるわけではありませんし、ましては命には関係しません。しかし、多汗症やワキガで悩んでる人とっては人生を左右する大きな問題です。多汗症とワキガについてを正しく理解しその対策と解消法を見つけましょう。

たった30分で治るワキガ・多汗症

●多汗症とは

多汗症(たかんしょう)とは、汗が過剰に放出される疾患です。この原因はというと緊張や不安やいろんなストレスが関係しているといわれています。体温とは関係なくエクリン腺よ出てくる汗のことで全身多汗症と局部多汗症があるります。局部多汗症とは主に掌(てのひら)や腋の下や足の裏などの箇所で汗が出ることをいいます。

全身多汗症とは全身に汗をかくことで、急性リウマチやバセドー氏病や結核やまた、女性の場合は生殖器障害の原因で起こる場合がありますので、注意が必要です。

●ワキガとは

私たちの肌の表面には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺というふたつの汗腺と皮脂線という器官があります。これらの三つからでる分泌物がワキガと関係しています。

エクリン汗腺からでる汗は、99%が水分でわずかな塩分含んでおりますが、無色透明でにおいはありません。

ワキガの臭いの原因は、汗腺類からの分泌物と皮膚表面に住み着く細菌の二つがそろう事で臭いを発生させます。

アポクリン汗腺から出る汗それ自体は臭いはないのですがそれに含まれる脂肪分やたんぱく質が皮膚表面に住み着いている細菌によって分解されることにより強い臭いが発生しす。それをまたエクリン汗線からでる汗が腋全体に広めることでワキガという臭いとなります。

エクリン汗線は汗をかくことで体温を調節するのが主な働きです。運動したり、気温が高くて暑かったりしたときに汗を出し体温を調節します。また、緊張やストレスでもエクリン汗線から汗が出ます。

一方アポクリン汗腺はエクリン汗腺より皮膚の深いところにあり、水分のほかたんぱく質や脂肪や色素、蛍光物質などふくみ出る量は少量です。

皮脂腺は脂肪分を分泌する器官でエクリン汗と混ざり合皮膚表面に薄い幕を作り肌を保護します。

inserted by FC2 system