●多汗症と塩化アルミニウムの関係
多汗症の治療に塩化アルミニウム水溶液を用いた治療法があります。塩化アルミニウムには、制汗作用、収れん(汗止め)作用があるため病院(皮膚科)で処方されます。病院(皮膚科)で処方される塩化アルミニウム水溶液は20%位でその人の汗の量に応じて濃度を変えて処方してくれます。
松田知子皮膚科さんのHPによれば、
塩化アルミニウムの発汗抑制作用は、エクリン腺の汗口周辺に「炎症」を起こし汗の出口である導管部を閉塞することにより発汗を減少します。中には気触れることもありますので、医師に指導のもとに御使いください。
と紹介されています。
また最近では、アルミニウムを含む制汗剤が薬局やドラッグストアで数多く発売されています。アルミニウムを含む制汗剤には、市販品(医薬部外品)としてテノール液、オドレミン、エキシウクリームなどがあります。
塩化アルミニウムを含む制汗剤
◆『テノール液』佐藤製薬
<商品紹介>
制汗作用を持つ、アルミニウムヒドロキシクロライドと制汗・殺菌作用を持つアルミニウムクロロヒドロキシアラントイネートが気になる汗や臭いを抑えます。
◎アルミニウムヒドロキシクロライド
制汗作用、収れん(汗止め)作用を持ち、気になる汗や臭いを抑えます。
◎アルミニウムクロロヒドロキシアラントイネートが気になる汗や臭いを抑えます。
汗腺を引き締め発汗を抑えるとともに。、表皮ブドウ球菌の活動をおさえて脂肪酸の分解を抑制しニオイの発生を抑えます。
◆オドレミン日邦薬品工業株式会社
<商品紹介>
軽い粘調度があるので、つきやすく少量で効果があります。
強い腋臭(わきが)の方に、臭い対策、汗止めにおすすめです。
無臭の為、他の化粧品の香りを損なうことがありません。
男性にもおすすめです。
◆エキシウクリーム株式会社東京甲子社
<商品紹介>
わきが、体臭、足の臭みを止めるスプレー 医薬部外品